テレビ朝日屋上で目撃されたUFOの検証(2)
前回の記事の続きです。UFOが目撃された時間と方角はほぼわかりました。ここからはUFOの正体の検証に移ります。
まずは以下の画像をご覧ください。これは番組で放送されたUFO映像の一部です。
画質が悪くて恐縮ですが、地デジの画面で確認できたUFOは、基本の白色の他に、赤、ピンク、緑といった色も見られ、鮮やかでした。また単独のものもあれば、三つや二つにつながっているものもありました。形状はどれも小さな球体です。
これらから推測されるUFOの正体は何でしょうか。最も可能性が高いと思われるのはバルーン(風船)です。なかでも結婚式などで式を盛り上げる演出として行われるバルーンリリースが有力です。
バルーンリリースで使われる風船は色も白、赤、ピンク、緑、黄色といったものが多く、数も華やかさを演出するために多いのが一般的です。また糸で複数が結びつけられている場合もあります。つまり、バルーンと目撃されたUFOは、その特徴がよく一致するわけです。
しかし、これだけではまだ根拠として弱いかもしれません。そこで、11月30日にバルーンリリースを行っていた式場の調査、ならびにバルーンの飛行方向を検証してみます。
バルーンの検証
テレビ朝日周辺の結婚式場へ問い合わせたところ、11月30日にバルーンリリースを行っていた式場がひとつ見つかりました。テレビ朝日の屋上から南東の方角に150メートルほど離れた六本木の結婚式場です。
ここでは、当日の午後2時~3時頃にバルーンリリースを行っていたといいます。正確な時間は残念ながら不明ですが、おそらく式の後半、2時30分以降だったのではないでしょうか。
その頃の風向きは気象庁のデータによれば南東もしくは南南東、風速は3.4~2.4メートルでした。ということはリリースされたバルーンは北西、もしくは北北西に移動したと考えられます。
そうしますと上の図のようにバルーンが移動した先はテレビ朝日の北側になりますから、最初の目撃報告とほぼ一致します。また風向きは高度があがるにつれ、徐々に上空を吹く西風の影響を受けるため、風向きは西になっていきます。つまり高度が上がっていくと移動する方向は東になるわけです。
テレビ朝日から見て北の空にあるバルーンが東に移動すれば、それは北東方向に移動しているように見えたと思います。そのため、風向きから予想されるバルーンの動きと目撃されたUFOの動きはほぼ一致していると考えてよさそうです。
ただし、ここで注意しておかなければならないのは、バルーンは全部が同じ方向に移動するのではなく、ある程度ばらつきも見られるということです。1999年に神戸で行われたバルーンの飛行調査実験によれば、バルーンは必ずしも直線的に動くわけではなく、旋回するような動きを見せるものもあったといいます。
ですから、テレビ朝日で最初に目撃されたUFOがバルーンだとすると、それはおそらくリリースポイントから北の空へ最短で移動した最初のもので、それ以降にカメラで捉えられていったUFOは、少し遅れたもの、違うルートでちょっと遠回りしたもの、さらには旋回してかなり遠回りしながら遅れてきたものなどだったのではないかと思います。
もちろんこの場合、2時50分頃に目撃されたバルーンが4時すぎまで見えていたということはなかったはずです。最初のバルーンはもっと早い段階で東の空に移動し、見えなくなっていたと考えられます。カメラが捉えていたUFOは、ずっと同じものではなかった可能性が高いです。
実際、番組の映像を見ますと、新しくUFOが増えた際にそちらを追って前のUFOは画面から外れてしまっている場面が確認できます。また屋上に出演者が集まった際にも、カメラマンがカメラを移動する際に何度かファインダーから顔を外している場面が確認できます。おそらく時間帯によってそれぞれ違うバルーンを捉えていたのだと思います。
ただ最後に疑問が少し。リリースされたバルーンは北の空に現れるまでなぜ目撃されなかったのでしょうか。実はこの点については式場がテレビ朝日の屋上からみて死角にあったことが影響しているようです。下の画像をご覧ください。
画面右下に見える赤丸が式場の場所です。対して、撮影が行われたテレビ朝日の屋上は画面中央付近の黄色で示した半円状の場所です。ここは背後に2階~3階くらいの白い建物が建っており、東南東から西南西にかけての範囲は死角になって見えません。
さらに番組を確認しますと、武良さんとカメラは北の空(画面上)をよく向いており、韮澤さんは西側を向いてモニターをご覧になっていることが多かったようです。
そのため、こういった状況で死角になる南東の方角にてバルーンリリースが行われても、まず気づかないのではないかと思います。しかもバルーンは最初は上に向かってあがっていきますから、北側の視界に入るまでには死角になっていることも多かったのではないかと思います。
さて、検証は以上です。結論としましては、やはりテレビ朝日で目撃されたUFOはバルーンの可能性が高い、というものです。
これは最も近場で目撃された韮澤さんや武良さんのお考えとは異なるかもしれません。ですが、たとえ結論は違えど韮澤さんはUFO目撃時の記録を詳しく残してくださいました。そこに少々誤りが含まれてあったとしても、今回の検証にあたって有益であったことは間違いありません。
また今回の調査のきっかけを与えてくださった益子祐司さんにも大変お世話になりました。最後になりますが、お二方には感謝申し上げる次第です。
初めてまともな反論に出会ったという感じがします。
しかし、時系列が間違ってます。
パート1の(6)で「出演者たちが屋上へやってくる時間」は、3時10分~15分ではなく、4時ころでした。(台本には3時40分となってますが、大槻さんが遅れた関係で押してました)
また、私は5時まで屋上にいて、暗くなったその時もカメラが光体を追っていたのを確認していますので、2時間は追跡していたのです。
スタジオで私が「1時間は出ていた…」と言ったのは、2時間連続的に私自身がカメラの接眼モニターを見ていないという意味で言った言葉で、私が見ていない時もカメラマンは追跡していたわけで、これは誤解されています。
しかし、このことは近くの結婚式場が5時までリリースバルーンをやっていたことになります。
このことは私が最初からいっていることですが、秒速4メートルくらいの風が吹いているならば、上空で渦を巻いて東に行くにせよ、1時間で14キロメートルも移動するのですから、風船は千葉か埼玉あたりまで行っているはずです。
それから放送されている画面で時間を考えてますが、はめ込まれた画像は前後して放送されています。
たとえば、私がほとんど北を向いているから、結婚式場は死角だったといいますが、あれは肉眼で見えていた2時55分の数秒間だけを使っているのです。式場方向の東京タワーはくっきりと見えてましたし、バルーンが上がってくるなら見えないわけがありません。
それと、最後の江口さんと武良さんのあいさつショットはもっと前にみんなが屋上に上がってきた4時過ぎに撮られたものを最後に差し込んでいるのです。
したがって、残念ながらUFOの滞空時間については、まったく当を得ていないものとなっています。
>ニラサワさん
どうも、はじめましてただの一視聴者です。ちょっとご質問があります。
>パート1の(6)で「出演者たちが屋上へやってくる時間」は、3時10分~15分ではなく、4時ころでした。
>(台本には3時40分となってますが、大槻さんが遅れた関係で押してました)
山口敏太郎氏が「大槻教授が屋上に到着したとたんUFOが消えた」といっていますが、それは4時ごろにはUFOはいったんは見えなくなったということでしょうか?
http://www.youtube.com/watch?v=ZFCH9qIp8_o
>私は5時まで屋上にいて、暗くなったその時もカメラが光体を追っていたのを確認していますので、2時間は追跡していたのです。
だとすると再度UFOを捕らえたのはいつごろでしょうか?
>ニラサワさん
直接のご意見、大変ありがとうございます。
>パート1の(6)で「出演者たちが屋上へやってくる時間」は、3時10分~15分ではなく、4時ころでした。
長くなってしまうため本文では省いたのですが、(6)の時間を4時ではないと推測した他の理由もお示ししておきたいと思います。
●大槻教授が自身のメルマガにて当日のことに触れており、それによりますと楽屋入りは午後3時とのことでした。(ただし関係者から聞いた話では大槻教授は少し遅刻されてきたということで、実際の楽屋入りは3時過ぎ頃だったのではないかと思われます)
そのときちょうどスタジオの収録現場では出演者と屋上とでやり取りして大騒ぎしていたといいます。これがおそらく第一報が入ったときです。
この第一報時は、ほぼノーカットで放送されており、途中、タレントの劇団ひとりが屋上へ行きたいと発言し、それを受けて急遽スタッフが屋上へ行くことを提案、出演者の移動が始まります。この間、数分の出来事です。
しかし出演者が屋上へ着いた時間が4時頃だったとしますと、移動に50分近くかかったということになってしまいます。
また韮澤さんのブログによりますと、屋上に出演者がきた4時以降の段階でも大槻教授は遅れて不在だったとのことですが、ウェイン・ホフマンとの対決前にスタッフが大槻教授の楽屋をたずねるシーンで腕時計が確認できまして、そのときの時間は「午後3時52分」でした。つまり4時前に大槻教授が到着していたことは確実だと思います。
●大槻教授のメルマガによれば、当日に楽屋入りしてからの収録の流れは以下のとおりです。
出演者たちが屋上に行く→吸血鬼の収録→超能力者との対決の収録→肯定派とのバトル
(ただし放送時は順番が入れ替わっており、出演者たちが屋上へ行く→超能力対決→肯定派とのバトル→吸血鬼という流れ)
もし出演者たちが屋上へ行った時間が午後4時だったとしますと、スタジオに戻ってきて収録を再開したのは4時30分すぎ頃になります。するとその後にバトルの収録が始まる午後5時頃までのわずか30分の間に、吸血鬼の収録と超能力対決の収録を行わなければならなくなります。しかし、これはどう考えても無理だと思います。
>私は5時まで屋上にいて、暗くなったその時もカメラが光体を追っていたのを確認していますので、2時間は追跡していたのです。
そのように韮澤さんが考えておられることはブログ等からも承知しております。しかし検証記事でも根拠をあげて説明しましたとおり、時間についてはそのまま受け入れるのは躊躇せざるを得ないというのが私の考えです。
>式場方向の東京タワーはくっきりと見えてましたし、バルーンが上がってくるなら見えないわけがありません。
東京タワーは東ですので、南東の結婚式場とは関係がないと思います。また当日は収録中にバルーンをまったく目撃されなかったそうですが、実はこれが一番不自然な点だと思っております。
当日の風向きは南寄りですから、少なくともバルーンはテレビ朝日の北側で目撃されているはずです。バルーンは別に目撃したけれど、UFOとは違った、というのでしたらまだわかるのですが、ひとつも目撃されていないということは、まず考えられません。
本来目撃されているべきものがまったく目撃されず、一方で本来目撃されているべき方角では形状や色が一致するUFOだけが目撃されたとすれば、おのずと正体は推測できるのではないでしょうか。
>最後の江口さんと武良さんのあいさつショットはもっと前にみんなが屋上に上がってきた4時過ぎに撮られたものを最後に差し込んでいるのです。
番組で最後に放送されたのは「江口さんと武良さんのあいさつショット」ではなく(このようなシーンは放送されていないです)、スタジオの収録現場にいる出演者たちと韮澤さんと武良さんたちが会話する中継の場面です。
このとき直前までスタジオで収録していたのは吸血鬼の話で、これは屋上から戻ってきてから収録されたものだと思います。またスタジオではこのとき、大竹まことが「また現れたのか」と発言しており、UFO出現の第一報を受けて屋上へ行ったときとは別の、その後のときであることは明らかだと思います。
また本文でも書きましたとおり、背景の太陽光を反射するビル群の景色がそもそも違いますから、出演者が屋上へ来た時刻と最後の中継が同じということはまずない、というのが私の考えです。
韮澤氏には以前から繰り返しお伝えしているのですが、受け入れて頂けないようですので、閲覧者の誤解を招かないように、ここにもお書きします。
カメラが同じ光体を追っていた証拠はなく記事にもあるように、映像状況から見て、そうでない可能性が高いと思われますので、ひとつの風船が移動する時間だけを考えるのは前提が誤っているはずです。
また、当日の3時~5時の風速は3.1~2.3~1.6と弱まっていて、低空での南風は、高度の上昇にともなって時計回りとなるもので、全体的には西風となりますが、当日の映像でも、それぞれの風船がバラバラに複雑に進んでいた様子も見られますので、千葉や埼玉に短時間に長距離移動してはいないと考えられます。
つまり、直線的な流れではないため、5時までバルーンリリースが継続している必要はないはずです。
東京タワーは撮影場所の東側で、南東の式場から北西に向けて大部分の風船は飛んでいったと予測されますので、撮影場所の背後の建物にさえぎられて、ほぼ死角となっています。
そして、太陽との位置関係による反射の強さの点から見ても風船の特徴をよく示しています。つまり、南からの日光を最も強く反射する北側に目撃され(膨れた風船の表面が強く太陽光を反射すれば、メタリックに見えたりすることもありえます)、その後に東方向にバラバラに流れる風船が西日を受けて光る様子をカメラが順番にとらえていたと思われます。
なお、韮澤氏は当日5時の東京の夜景の写真を示して、「日没後もカメラが物体を追っていたので、UFOである決定的な証拠だ」と強く主張しておられましたが、参考として提示された当日の写真は下町の真っ暗な夜空で、実際の撮影現場は、テレビ朝日のガラス張りの建物、隣の六本木ヒルズビル、そして物体の見えていた東方向に輝く東京タワー等の照明によって、日没後もかなり明るいものです。
そして、映像を見て分かるように、風船ならではの動きが随所に見られ、現場にいた出演者たちも「ねじれてる」「つながってる」と描写しています。拡散のしかたも風船そのものです。
なお、「小さな風船が高い空に見えるはずがない」という指摘は、たしかに韮澤氏が肉眼で見た時のように、針の先くらいの大きさにしか見えませんでしたが、望遠レンズのズーム作用による補正によって、より大きく丸い形に見えたものと考えられます。
風船の光のちらつきや、明度のばらつきも、太陽光の反射の特徴をよく表しており、反射光の色は被写体の色に左右されますので テレビ局のモニターで被写体の何色かの色を識別できた人たちがいた理由も、バルーンリリースを強く暗示しているように思われます。
このほかにも風船ならではの特徴が多数ありますが、今回はこの程度で終わりにしておきます。
肯定派の山口 敏太郎氏も検証の結果、風船の可能性が高いと思われると言っていますが…
http://www.youtube.com/watch?v=YuEbIRUbDl0
皆さんからご返答いただいていたようで、恐縮です。
最初に、いっちゃんさんにお答えしておきますと、再出現した時間は以下の経過時間リストで分かるように、4時20分ころでした。
さて、さまざまな憶測が出てますので、私も改めて正確を期するために、録画した放送と、台本を照合してみましたところ、収録日の実際の順序は以下のようになります。
1) 挨拶と導入 2:00~
← 韮澤・武良屋上で観測開始 2:10~
2) 心霊映像 2:10~2:30
3) UMA 2:30~2:50
← UFO目撃第一報 2:50
4) 吸血鬼 3:00~3:40
← 屋上に全員が上がる 3:45~4:10
(大槻教授・局入=3:30、控室入=3:35、スタジオ入=4:10)
✳UFO消失とカメラケーブルの異常発生4:10 UFO再出現4:20
5) 未来が見える男・ホフマン 4:20~5:20
← 韮澤=暗闇が迫る屋上のカメラモニターに、移動する光体を確認し4:55、 控室に戻り5:00 スタジオに入る5:05
6) バトル 5:20~
6:00全終了 (時間は全てPM)
以上を見てもらうと分かるように、大槻さんも本城さんも間違っていることが判明します。
当日渡しの台本はスタジオ配置や人員の準備のためにも、まず動くことがありません。
一方、収録された材料は、本放送のために編集され、順序が変わってしまいます。
詳しくは、別の機会に報告しますが、最も間違いやすい放送部分を指摘しておきます。
それは放送開始から34分から42分のところで、第一報が入る部分です。
ここには、四つの時間帯の収録映像が立て続けに入っているのです。
○「あれはー…」と武良さんがいう部分 2:40
○「目をそらしたら、いなくなった…」と私がいう部分 2:50
○「やばい! UFOだ!…屋上へ行きたい…」とひとりさんがいう部分 3:40
○「UFOが地球を襲ってくるレベルでしょ!」という部分 4:20
放送ではこれらが連続しているように受け取られてしまっていますので、ご注意ください。
以上の点をご配慮のうえ再評価いただければと思います。
>ニラサワさん
>録画した放送と、台本を照合してみましたところ、収録日の実際の順序は以下のようになります。
台本に3時40分と書いてあるというお話は前回伺っています。ですが、それは確実にUFOが現れるかどうかわからない状況で書かれた台本上でのお話で、実際にはその台本どおりにはいかないことが起きたであろうことは、出演者たちやスタッフの反応を見れば明らかではないでしょうか。(他にも当初とは違うお話になっていて疑問点はいくつもあるのですが……)
それと大事な点ですので確認しておきたのですが、日没の時間は5時ではなく4時半であること、また最後の中継の場面(劇団ひとりの「UFOが地球を襲ってくるレベルでしょ!」の発言があるところです)も日没前であるということは同意いただけますでしょうか。
ちなみにUFOは一度、見えなくなった時間があって、その後、再び現れたとのことですが、途切れたことがあるのでしたら、そのあとのものは別の場所から飛んできたバルーンの可能性もあるのではないでしょうか。
といいますのも私が問い合わせをしましたのは、テレビ朝日の南東から南、そして西の方角にかけての範囲にある近場の結婚式場でして(返答がなかったところもあります)、当然ながらそれ以外の場所にも結婚式場はたくさんあります。
またバルーンリリースというのは結婚式場に限った話ではなく、イベントや学校でのセレモニーなどでも使用されます。(他の事例では小学校の先生のお祝いでした)
バルーンリリースを行った時間が早ければ、それだけ遠くから飛んでくる可能性もありますし、想定される範囲は広大です。それらの中からリリースされたバルーンの一部が飛んできた可能性も考えられるのではないかと思います。
私も説明不足のところがあり、申し訳なく思っています。
日没が4時半だということはよく認識しています。
とにかく編集されたものの時間がまちまちだということをいいたかったので、その点から私も検討していきたいと思います。
もちろん台本には屋上に移動するところはありません。順序と事前収録映像の時間が入れてあるだけですので、上記の時間は、当日の状況から私があてはめたものです。ですが、誤差は10分以内と思います。
連書ですみません。
3時40分の件は、本番に入る前に、ディレクターから説明を受けた時に、スタジオから屋上に呼びかけが予定されている時間を私が聞いて、書き込んだものですので、誤解なきようお願いします。
>ニラサワさん
出演者が屋上へ行ったのは吸血鬼の収録の前か後かということですが、後だとすると以下の点がよくわからなくなってしまうように思います。
・吸血鬼の収録は海外の取材VTRがメインでスタジオ収録とはほとんどリンクしていないにもかかわらず、なぜ最初の段階で中断できなかったのか。
・吸血鬼の収録と、いつ消えるかわからないUFOを天秤にかけて、前者を優先しなければならない理由がよくわからない。(屋上へ行けば、せっかく出演者と絡めた面白い画が撮れるのに)
・吸血鬼の収録では、なぜCGの部分を中途半端に残して屋上へ行ったのか。結局、中断するのであれば最初から中断していれば良かったのではないか。
・屋上に最後にいた時間から超能力の収録が始まるまでのわずか10分の間に、戻り→実吉さん入り→CGの収録→最後の中継といったことが本当にできたのか……などです。
本城さんは、吸血鬼の収録がなぜ中断できなかったのかといわれますが、それはこの日の収録すべてがダメになることを意味しているのです。
つまり一つのブロックをやりなおす時間はないのです。
たけしさんはこの土曜の収録後、TBSの生番組「情報7days」へ移動しますから、移動、夕食、打ち合わせ時間を考えると、時間延長は厳禁です。
吸血鬼は放送画面をご覧いただければ分かるように、スタジオで事前収録場面を皆が見ている顔が小さい囲みで出ています。つまり全員がモニターに映る映像はすべて見ていますが、トークは行っていません。なるほどと思うのですが、第一報が入った後ですから、みな浮かぬ顔をしていますね。
吸血鬼の事前収録画像は、台本には22分44秒となっていますから、最後のセンター立ち場面を入れて、放送された26分にちょうど治まります。
この後、全員が屋上に上がることになり、実吉さんは屋上に行かず、帰っています。
屋上から全員が戻った後、大槻教授がスタジオ入りとなるのです。
以上でお分かりいただけましたでしょうか。
>ニラサワさん
お手数おかけしてしております。
>つまり一つのブロックをやりなおす時間はないのです。
なぜ最初からやり直す必要があるのでしょうか。小さい画面の映像は、ひとつのカメラでノーカットの映像がずっと流れているわけではなく、何度も切り替わっていますから、中断しても少し前から再開すればすむ話ではないでしょうか。
そもそもVTRの時間が約23分でしたら、残り17分あるわけですから、第一報が入ったのが3時過ぎ頃であればVTRが始まってすらいなかった可能性が高いのではないかと思います。(屋上行きと吸血鬼の収録の順番が前後入れ替わるだけかと……)
>この後、全員が屋上に上がることになり、実吉さんは屋上に行かず、帰っています。
そこは順番が逆だと思います。私が想定しているタイムラインでも、韮澤さんが新たに想定されたタイムラインでも、屋上へ行く方が先で、実吉さんもいらっしゃるCGと最後の中継の場面はスタジオへ戻ってからになるはずです。
韮澤さんが書かれている下記の場面がそのときになります。
○「UFOが地球を襲ってくるレベルでしょ!」という部分 4:20
放送の最後の部分で気づいたのですが、あちこちに分割されて使われている、ひとりさんが言う「屋上に行きたい…」の場面と「地球を襲ってくるレベル…」は同じ3:40ということになります。
ここは訂正させてください。したがって、4:20は、すでに大槻さんがホフマンのコーナーに突入しようとしていますので、屋上の様子をスタジオでは取り上げていないと思われるからです。
私はその時点で、耳のイヤホンに聞こえた「カメラを空に向けていればなんだって写りますよ…」という大槻さんの言葉から、てっきり収録されていたかと思いましたが、そうではなく、本番前のやり取りのようです。
しかし、私が掲示しました全体のタイムラインは変わりません。
実吉さんの帰宅時間は、台本には15:00とあり、屋上騒動でこれが30分ほど押していたことになります。
放送では吸血鬼の最後に出てくる立ち位置の収録は、実吉さんが帰る直前、つまり全員が屋上に上がるところということになります。
また連書になりすみませんが、整理しますと、皆が屋上に上がるのは、吸血鬼の収録後ということです。
第一報の後、吸血鬼の収録を行っているのです。
第一報から屋上に上がるまでに約40分以上時間が経過しているのです。
そこで実吉さんは帰り、皆がスタジオに戻ってから、大槻さんがスタジオに入っています。
>ニラサワさん
第一報が3時頃に入ったというのは、その通りだと思います。
ですが、その他の点につきましては、やはり私と韮澤さんとでは意見の相違があるようです。私が違うと思う理由についてはすでに述べました。
あとは同じ話の繰り返しになってしまいますので、ここではもう控えたいと思います。
お手数おかけ致しました。
長くなってすみませんでした。
最後に一言書かせてください。
放送が始まってから、1時間49分のあたりに吸血鬼の最後の場面がありますが、ここで「いまVTR中に屋上で…」とたけしさんがいい、「スタッフがざわざわしてまして…」と江口さんがいうところから、屋上行きが始まるのですが、お分かりいただけますでしょうか。
>ニラサワさん
その順番につきましては何度か申し上げているとおりですが、同じ理由を書きますと繰り返しになってしまいますので、違う理由を書いてみます。
(1)吸血鬼の最後の場面では、屋上とスタジオの出演者たちとの間で会話が交わされる場面があります。
この際、画面左下の中継画面にて屋上の韮澤さんの背後に映るビル(テレビ朝日の西側)をご確認ください。オレンジがかった薄い西日を受けていることがご確認いただけるでしょうか。
(2)次に出演者たちが屋上へ行った場面です。その最初の方で、(1)と同じビルが何度か映ります。
ここでは、まだ西日というほどでもない太陽がビルに強く反射していることがご確認いただけるでしょうか。
これらを踏まえて順番を考えますと、(2)の後に(1)だと考えられます。いかがでしょうか。
ハハハ、これはカメラの絞りの具合ですよ。
皆が屋上に上がってきたときに、大竹氏が私に「肉眼で見えないと言ったじゃないか」と、訳の分からないことを怒っていたのを私はよく覚えているのですが、それは、夕陽のように見えるあのときの私のコメントのことを言ってたんだということなのです。
カメラは絞りの具合で、昼間でも夜のように見えたり、うす暗くても昼間のように写るんですよ。
ついでに申しあげておきますと、第一報を入れた時に私の右手に高いビル(法華ビル)が見えますが、その時はビルには何の影も映っていませんが、「パーンダウンして…」と大竹氏がいう時に、同じ私の向こうに見えるビルには、手前のビルの影が入り込んでいます。この間およそ45分ほど時間が経過しているからです。
よくお考え願います。
>ニラサワさん
>これはカメラの絞りの具合ですよ。
申し訳ありませんが、さすがにそれはないと思います。
絞ったために、あの夕暮れ時の具合になったというのも無理がありますし、あの場面だけ絞っている意味もわかりません。
>大竹氏が私に「肉眼で見えないと言ったじゃないか」と、訳の分からないことを怒っていた
その大竹さんの発言も放送されていないため意味不明ですが、それでしたら、たけしさんの屋上でのセリフ「上で見ても下で見ても同じじゃないか」も意味不明になってしまいます。
韮澤さんの想定では、「肉眼では見えません」と言われたあとに上がってきたことになっているからです。(同じだということは上がる前から分かっていなければおかしいということです)
また屋上で肉眼で見られると思っている出演者たちに対し、スタッフが肉眼では見えないことを説明している場面もありますが、これも同じく意味不明になってしまいます。
>第一報を入れた時に私の右手に高いビル(法華ビル)が見えますが、その時はビルには何の影も映っていません
それは、「パーンダウンして…」の場面で、韮澤さんが振り返られている際、頭部の右側に少し被りながら映っている白いビルのことでしょうか。これでしたら、武良さんが最初に発見された時点の映像でも、その後の場面ほどではありませんが、すでに影がかかっていることは確認済みです。
それと一点、お互いの認識がずれているようですので確認させていただきたいのですが、韮澤さんがこれまでに書かれてきた「第一報を入れた時」というのは、どの場面を指しておられるのでしょうか。
私はずっと、番組の前半、出演者たちが着席している場面で、江口ともみさんが、「すみません、たけしさん」「屋上にちょっと怪しい動きがありそうなんで……」と発言され、スタジオの出演者たちと屋上の韮澤さんたちとで会話が始まる場面が、第一報だと考えています。
第一報は、私が「ただいまUFOが出ました…」という部分ですが、よろしいでしょうか。
そう言われて、気づいたんですが、貴方が言われているこの第一報の場面で、武良さんが「あれは…」といったあと、すぐ私が「目をそらしたらいなくなった…」と続きますが、私の「目をそらしたら…」から「ただいまUFOが出ました…」というところまでの私たちを背後から写している映像は、突然40分後になっていますね!
なぜかというと、私が指摘しているビルの影が突然大きくなっているからです(訂正:法華ビルの影が右隣のビルに映っている、でした)。
つまり、武良さんが「あれは…」といっているときの武良さんの頭のすぐ上のビルに映っている影と、「目をそらしたらいなくなった…」と私がいっているときの右手の同じビルに映っている影を対比してみてください。
この影の拡大は、40分という時の経過を物語っているのです。
これはおそらく、私の発言したところは撮られてないからではないかと思われます。
というのは、観測を始めて間もないこのころは、だれもUFOが出るとは思っていませんから、屋上には局のカメラはまだ一台しかなく、武良さんが「あれは…」といったところで、カメラマンはすぐカメラを空に向けたのでしょう。だから私が「目をそらしたら…」から「ただいまUFOが出ました…」というところまで報告している姿を後ろで撮ったカメラはなかったはずなのです。
そして、この時の私の報告は、スタジオから問いかけられたものではなく、私が勝手に一方的に話しているだけで、音声だけが録音されたものです。
これがのちに編集されて、スタジオの進行に合わせて、区切りのいいところで画像と音声が下ろされたものと判断されます。
よく見るとわかりますが、私の第一報は、スタジオと私が会話をしているように見えますが、そうではないはずです。
この区切りのいいところというのが、吸血鬼の収録後になります。
それから、絞りはそれぞれのカメラが自動で判断しますので、カメラマンが絞っているわけではないでしょう。スタジオではないので、カメリハはしてないはずですので、各カメラのモードは同じではありません。顔の色もまったく違ってきます。
大竹氏は屋上に一度だけしか来ていませんから、来る前に私の「肉眼では見えません」という応答の言葉をスタジオで聞いているということです。
だから、私は大竹氏の言葉に反応して、彼らにモニターを指差して、「これがカメラでとらえている映像です」と説明したのです。
>ニラサワさん
話がだいぶ入り組んでしまっているため整理させてください。
(1) 韮澤さんが「ただいまUFOが出ました…」と第一報を入れる部分。
ここは音声だけで、映像とはリンクしていない。この発言をしたのは午後3時頃。
(2) 出演者たちが着席している場面で、江口ともみさんが、「すみません、たけしさん」「屋上にちょっと怪しい動きがありそうなんで……」と発言→出演者がモニター前に駆け寄る→たけしさんの指示で屋上のカメラが上下に動く→劇団ひとりさんが「屋上行きたい!」と発言するまでの部分。(途中の韮澤さんの発言や映像は除いて考えてください)
(3) 吸血鬼のCG再現のとき、出演者たちがスタジオ中央に立ち、たけしさんが「今、VTR中にUFOの大編隊が」と発言→モニター前で実吉さんも交えた出演者たちがUFO映像を見る→劇団ひとりさんが「肉眼で見える状態なんですか?」と質問→屋上の韮澤さんが「肉眼では見えません」と回答→武井さんが「こんなにいっぱいUFO来るものなんですか?」と質問→屋上の武良さんが「そうですね。あの、初めて」と回答するまでの場面。
以上のうち、(2)と(3)の場面は、韮澤さんの想定では吸血鬼の収録(午後3時~3時40分)の直後、午後3時40分頃に起きた出来事ということになるのですよね。その場合、(2)と(3)はどちらが先に起きた出来事だとお考えなのでしょうか。
ここが大いなる謎で、またかつキーポイントなのでしょうが、とうぜん(3)が先なのですよ。
私が音声で「UFOが出ました…」といっても、屋上には全員が上がってきた情景を撮影できる設備はないのですから、はやり40分くらいかけて、カメラ、音声、照明、スタッフなど総勢50人ほどの準備が整っててからでないと無理でしょう。
それと、事実私は出現の最初の報告後、ずいぶん経ってから皆が来たということをはっきり認識していますので、それはタイムラインに示した通りです。
>ニラサワさん
影の件ですが、収録日の11月30日は日没が午後4時28分でして、これは一年で最も早い日のうちのひとつであるため、通常より早く日が傾き、影も伸びやすくなります。ですから40分も想定する必要はないと思います。
またカメラの絞りの件は、テレビの中継を何度も経験されている知り合いのディレクターの方に映像をご確認いただいた上でご意見を伺いましたが、やはり絞りではなく自然の夕暮れ時の可能性が高いとのことでした。
続いて前回の(2)と(3)の件です。(3)の冒頭では、「今、VTR中にUFOの大編隊が」という発言がありますから、(3)の直前は吸血鬼の取材VTRを見ていたということがわかりますね。
ですから吸血鬼のVTR(約25分 ※途中で中断なしの場合)と(3)は繋がっていて、その間に(2)の場面が入ることはない、という点は同意できると思います。
では(2)の場面は、いつの出来事だったのか……。これがもし(3)の直後だったとすると、不自然な点が先述以外にもいくつか出てきます。
まず(2)が後の場合、(3)の場面で出演者たちが初めてその日のUFO映像を見たことになりますが、それにしては映像を見るまでの出演者たちの反応が薄い点です。対して(2)の場面では、江口さんからの報告を受けた出演者たちは、みんなかなり驚いた反応を見せています。
また劇団ひとりさんは、「早くない? 映るの」「もう来たの?」と発言されたり、たけしさんは、「パンダウン(カメラを下に動かすこと)してくれ」と屋上のカメラマンに指示を出したりしています。これらは(2)が最初にUFOの報告を受けた場面だと考えることができれば、自然なものです。
しかし(3)の直後だとすると、不自然になってしまいます。(3)ではUFOが現れただけでなく大編隊だったのに対して、(2)は一つだけでした。普通は(3)の後でしたら(2)で驚かないですよね。劇団ひとりさんの発言も、直前に(3)の場面があったなら、こういった発言はしないはずです。
また、たけしさんがカメラマンに指示を出すのも、最初の場面であったなら、UFOの高度がどれくらいか知りたくなりますから自然な言動です。しかし(2)が後だとすると、なぜ(3)の時にパンダウンして確認しなかったのか、ということになってしまいます。
疑問点は他にもあります。(3)の場面で劇団ひとりさんがUFOの大編隊の映像を見たとき、「これはもう肉眼で見えるレベルだ」と発言されている点です。これは前に肉眼で見えないと説明を受けていた場合に筋がとおる発言ですよね。
ではいつ受けたのか、と考えますと、(2)のあとに屋上へ行って、そこでスタッフから説明を受けていますから、(2)と屋上行きの場面が(3)の前だと考えれば筋がとおります。
また、(3)の場面では屋上の韮澤さんたちとスタジオの出演者たちは直接会話をしていますね。しかし(2)の場面では、一方的に屋上の音声が流れるだけで、会話はしていなかったといいます。ではなぜ、(3)では会話していたのに、(2)ではできなかったのでしょうか。
(3)の直後に(2)であれば当然できたはずです。けれども、もし(2)がもっと前の予定外の時間だったとした場合、中継の準備が整っていなかった可能性が考えられますから、韮澤さんと出演者たちとで直接のやり取りはできなかった、ということが考えられるのではないでしょうか。
……と、ここまで長くなってしまい申し訳ありません。つまり、まとめますと、以下のタイムラインが自然ではないかと考える次第です。
3時 吸血鬼の収録が始まる。
3時15分 吸血鬼の取材VTR(約25分)が流れる前、(2)の場面が入る。
3時25分 出演者たちが屋上へ行く。
3時45分 出演者たちがスタジオへ戻る。
→吸血鬼の取材VTRが始まる。
4時10分 吸血鬼の収録の終わりに(3)の場面が入る。
4時20分 超能力の収録が始まる。
以上、多少のずれはあるかもしれませんが、基本はこの流れだったのではないかと推測します。
なかなか推量した推測と感じますが、私は(3)の後に(2)を仕切り直ししたと推測します。
しかし、どちらも推測ですので、結論は難しいですね。
それと、ビルの陰の時間経過は、もう少し厳密な導き方をした方がいいと思います。
私は現場での実体験に基づいて述べていますので、変更する気持ちはありません。
また連書になり恐縮なのですが、(3)の最初で、たけしさんが「いま屋上にUFOの大編隊が…」というところがありますが、これは事前収録のVTRを皆が座って見た後、立体CGを出すために立ち位置になるとき、スタッフから口頭で聞いたことだと私は思うのです。その後仕切り直しの(2)に入っていくと想定しています。本城さんはVTRの直前で中断したといわれますが、収録とはいえ、本番に突入してしまうと中断することはまず絶対といっていいくらいありえないのです。
しかも、屋上のセッティングやモニター出しの編集を行う時間もないような危険なことも絶対ありえません。それは無理です。
そもそも吸血鬼のコーナーは、スタッフが慌てているせいか、パネリストのトークは一切なく、すぐにVTRが始まっていると思いましたが…
それから、私の顔に夕日が当たっているといわれますが、あの場所に夕日が入るわけがなく、おそらく皆を上げるために準備した照明が当たっているのではないかと思います。なおこれらはもう一度検証させてください。
>ニラサワさん
>立体CGを出すために立ち位置になるとき、スタッフから口頭で聞いたことだと私は思うのです。
私も最初からそのように理解しています。
>本番に突入してしまうと中断することはまず絶対といっていいくらいありえないのです。
その点につきましては、すでに何度か述べました。通常はないことが起こったのが(2)の場面でして、それはスタッフの慌ただしさや出演者の反応を見ていれば、想定外の場面であろうことは普通に読み取れます。
>それから、私の顔に夕日が当たっているといわれますが、
私はそのようなことは書いておりません。ずっと背景の話をしています。
それと念のために申し添えておきたいのですが、私は韮澤さんにUFOの正体がバルーンであると認めていただくために、ここまで書いてきたわけではありません。韮澤さんから私が示した一部のタイムラインについてご指摘がありましたので、それに対して私の意見を述べています。
今はもう一部のタイムラインの話をしているにすぎないことは共通認識として持てればと思います。
>ニラサワさん
割り込んですみませんが、質問です。
>カメラ、音声、照明、スタッフなど総勢50人ほどの準備が整っててからでないと無理でしょう。
50人も必要なんですか?
TVの撮影は街頭インタビューくらいしか見たことないんですが、少人数でもできそうな気がするのですが・・・。
おかげさまで、問題検証の基礎となるタイムラインの割り出しにめどがついたようなので、あとは私のブログで総括するつもりでいます。
とりあえず、問題点だけを説明させていただきます。
じつは放送の中にとんでもない画像が入っていることに気付きました。これによって私が提示しましたタイムラインの順序は変更ないのですが、時間が10~20分の調整が出そうです。
何といっても決め手となりますのは、例のビルに落ちる影のことです。
問題の場所は、放送が始まって39分のところで、屋上に上がったたけしさんが「上で見ても下で見ても同じ…」という後に、暗くなった屋上からそのビルが写るところがあり、ナレーションが「その時…」と入ります。
そのビルの影を見てください。ビル全体が影に入っているのです。
これは何を意味すると思いますか。
夏至に近くなりますと、正午の太陽南中の仰角は、30度くらいです。日没は4時間半後ですから、太陽の落下速度は1時間に6.6度下がって行きます。
ビルの名前をグーグルマップで調べましたら、屋上にいたスタッフに聞いた法華ビルではなく、「東京ミッドタウンタワー」の影が「ザ・ロッポンギ東京プラザ1」のビルに届いていることが分かりました。ビル間の距離は約300mです。
高層ビルの1フロアの高さはだいたい3mですから、見えている階数は24Fほどですので、ビル全体が隠れる時間は約2時間半という計算が出ます。
番組最初の未届け人として私が紹介されている場面(2:05)には、ビルには何の影もないことが分かります。
ところが、みなが屋上からスタジオに戻る先の問題場面では、ビル全体が影に包まれています。この時はすでに4時半ころということです。
以上の時間をもとに、私のタイムラインの時間を調節していただきますと、だいたい当てはまると思います。
どうもたいへん長い間ありがとうございした。感謝しています。
それからいっちゃんさんのご質問ですが、そうなんです。おそらく携わっている人間は100人近いはずです。私はもう30年以上毎年のように特番に絡んでますのでだいたいわかるのですが、スタジオだけで30人はいます。ジェット機のコックピットの10倍くらいの広さのミキシングルームには音声、画像、それにチーフディレクターなどが陣取り、大声でスタジオの現場に怒鳴り散らしています。廊下にはそれこそ5メートル間隔に係員が立って、人の動きをチェックしています。全体が一糸乱れぬ動きをしているのは壮観です。それにメークや衣装など多くの人がかかわっています。しかし画面にはタレントさん達しか写りません。
>ニラサワさん
>みなが屋上からスタジオに戻る先の問題場面では、ビル全体が影に包まれています。この時はすでに4時半ころということです。
申し訳ありませんが、それは「絶対ない」と言い切れます。4時半というのは日没の時間です。
韮澤さんが問題にされている「その時」とキャプションが入る場面をよくご確認ください。画面に映っているビル群のうち、影になっているのは問題のビルと左側にある一部のビルのみです。あとのビル群は全部、全面に太陽の光(西日ではなく)が燦々と反射しています。
それと、最初の報告からスタッフが実際に動けるようになるまで最低40分かかるというのでしたら、それはもうUFOを呼んで中継する企画として破綻していると思います。
UFOがいつ現れて、いつ消えるかは武良さんでもわからないことですよね。もし40分もかかってその間に消えてしまったら、バラエティ番組として面白いのでしょうか。全然面白くないですよね。
実際の放送で視聴者を最も惹き付けられたのは、スタジオや屋上の場面で、出演者とUFOの映像がリアルタイムでリンクしていたからだと思います。その機会を自ら潰すような見通しの甘さや柔軟性の欠如があったとはとても思えません。
つまり、東京ミッドタウンの影がその二つのビルにかかっているのです。
ですから、10~20分の時間の調整で考えていただければと思います。
>ニラサワさん
4時10分から10分~20分調整した4時20分~30分と考えてもあり得ないです。そもそも影がかかっているのは「ザ・六本木東京」というビルですよね。
http://www.so-i.co.jp/data1184/
これに対して東京ミッドタウンは西北西の位置にありますから、11月30日の太陽の影がザ・六本木東京にかかるということはあり得ないんです。この日の日没時でも太陽の方位は約243度で、これは西南西の手前ですから……。地図とこちらの写真も参考にしてみてください。
http://livedoor.blogimg.jp/bluestylecom/imgs/c/d/cd857e85.jpg
写真の左側に見えるのがザ・六本木東京だと思われますので、普通に考えれば影の主は南西の方角にある六本木ヒルズだと思います。あと加えて申し上げれば「太陽の落下速度は1時間に6.6度」というのも誤りでして、太陽の高度は等速で落ちません。
その通りです。私もいま地図で日没の方位を確認したら、あの影は六本木ヒルズであることがわかり、書き込もうとしたら先を越されていました…
それぞれのビルの高さから計算しなおしているところです。すみません…
とにかく時間を出せないとどうにもなりませんから。
前回の私の投稿で「写真の左側」とあるのは、正しくは「写真の右側」です。お詫びして訂正致します。
いや、いろいろありがとうございます。これらで取り上げていただかなければ、私もここまで追究はしなかったわけで、感謝しています。
ようやく時間の割り出しが出て来まして、全て書きだすのはちょっと無理ですので、重要ポイントだけの提示とさせていただきます。
確かに日没落下速度は二時半以降は急激に速くなることが分かりましたので、それらを考慮しますと、「その時…」という、ビルにヒルズの影がすべて覆う時刻は3:50となりました。
また、実吉さんの帰る時刻が台本には15:00とあった通り、実際もだいたいそのころにお帰りになっているようです。
以上をもとに私のタイムラインを調整していただくと、どうやら流れが成立するようです。
細かく整理しまして、少し時間がかかりますが、私のブログの方で報告したいと思っていますので、よろしくご了承ください。
>ニラサワさん
影が覆う時間が3時50分でしたら、私が想定している出演者たちが最後に屋上にいた時間と5分程度の差ですから、概ね妥当であるように思います。ただ計算方法は具体的にお示しいただきたかったです。
>実吉さんの帰る時刻が台本には15:00とあった通り、実際もだいたいそのころにお帰りになっているようです。
こちらは逆に驚きです。もし3時頃にお帰りになったのでしたら、(3)の場面は3時前に行われていたということになりますよね。そうしますと私がこれまでお示しした矛盾点もまったく解消されませんし、韮澤さんがこれまで書かれてきたこととも大きな違いがあり、いくつも新たな矛盾点が出てきてしまいます。そのお話はご本人から直接お聞きになったのでしょうか。
2003か2004年頃の12月
江東区の某所で南の空をボーッと見てたら最初は それこそ風船かな?と思える様な白い粒…敢えて球体とは言わず、粒。
だって距離感が解らないから……でも風船や そこそこデカイ バルーンが浮かんで見えて取れる距離では無いなぁ…と肉眼での目測。
敢えて言うなら大型旅客機が安定高度?水平に保ってから飛んでる高さ か、それ以上かな?と推測。
まぁ、その高度に根拠は無いんですけど………
続きは また後程。
続き
で、先に 特異な感想を言うと、明らかに見ている側(この場合:私 )を意識した動きを その粒は行っていると感じました。
何故なら、風に揺らめく動きでは無く、規則性?のある動きを数分間していたのですから。
以後、記号を使ったへた説明をします。
┏ ┓
・
↑
粒、現れる
┗ ┛
┏ ┓
・・・
↑
粒が3つに増え
┗ ┛
┏ ┓
・
・・
↑
左のが一定間隔動く
┗ ┛
┏ ┓
・
・
・
↑
右のが下がり斜め編隊を組む
┗ ┛
続く
訂正:上手く記載出来てませんでした(笑)
┏ ┓
・
↑ 粒、現れる
┗ ┛
┏ ┓
・・・
↑
粒が3つに増え
┗ ┛
┏ ┓
・
・・
↑ 左のが上に動く
┗ ┛
続く
続き その2
┏ ┓
・
・
・
↑
右が下がる
┗ ┛
┏ ┓
・・・
↑
水平に戻る
┗ ┛
┏ ┓
・ ・
↑
右のが真ん中のと重なる
様に寄り、2体に見える
┗ ┛
続く。
続き その3
┏ ┓
・・・
↑
三たび3個体に戻る
┗ ┛
※これを数回繰り返す。
続く。
続き その4
で、話が前後しますが、初めの【粒・】から【粒・・・】になる瞬間は 瞬きせず凝視中にフッ…フッ…と現れた瞬間を見たので、近くにいる数人の人(仕事仲間)『ねぇねぇ、あれ見えます?』と声かけしました。
すると その中の一人が『……あぁ、あのたくさん浮かんでるヤツか?』と答えました。
『たくさん……?』即座に私が元の方向に振り替えると
↓↓下図の様な光景になってました。↓↓
┏ ┓
・・・ ・・・・・・・・
・・・・ ・ ・・・・・・・・・・
・・・ ・ ・・・・・・・
・ ・ ・・・・・・・
・・ ◎ ◎ ◎ ・・・・・・・・
・ ・・ ↑ ↑ ↑ ・・・・・・
・・ 最初の 3粒 ・・・・・
・ ・・ ・・・ ・
・・・・ ・ ・ ・ ・・
・・ … ・・ ・
┗ ・ ┛
つまり 【続き2】以降 中心3粒が『意志ある動き』をしている最中も周囲の無数の粒々が見守る様に浮かんでいたのです。
信じない人には これ(私の目撃証言)すらツッコミ所 満載と思われるかも知れませんが、昨今の検証番組等でも言われている
■ラジコンヘリコプター
■風船
■蚊ナントカ症……(正式名忘れました)
等では無いと自信があります。
あと、■嘘 ■何らかの見間違い
でも ありません。
すみません。私としては、記憶を頼りにした10年前の目撃情報だけでは何とも言えないです。
ずいぶん昔の記事へのコメントで申し訳ないです。
本件のUFOの正体について当時、「肯定派」として番組に出てらした山口敏太郎氏もバルーン説を語ってらっしゃいます。
https://m.youtube.com/watch?v=YuEbIRUbDl0
>りょうがさん
ご教示ありがとうございます。それについては存じていました。私にも情報提供してくださった方が山口さんにも情報提供されたようです。