懐疑論者は幽霊も怖くない?
こんにちは。蒲田です。
懐疑論者と言っても色々な考え方の人が居るもので、幽霊なんかの話に対する反応も様々です。私は、もともとビリーバーでしたから、以前は幽霊も怖がっていたのですが、「幽霊を信じてないけどなんとなく怖い」という状態を通って、今は幽霊的な怖さを感じることはなくなりました。
対して、幽霊話を全く信じてないけど暗闇では「幽霊とかが出そうで怖い」という感情が抜けない懐疑論者もいるようです(そういえば、ASIOSのメンバーには聞いたことがないから、ASIOSメンバーはどうなのか分からない)。論理的な考えと感情はお互いに影響を与え合っていますが、基本的に別物ですから、こういうこともあるのでしょう。
子供の頃に植えつけられた感情は、大人になっても抜けないという話も聞きますし、海外では聡明で優秀な研究者が、子供の頃に受けた宗教的教育と客観的事実の矛盾に耐え切れず、科学を捨てて宗教に走ったなんて話もあるようです。
子供に対しては方便としての嘘として、幽霊なんかは使われることが多いような気がします。親は大人になったら分かると思って使うのかもしれませんが、子供の頃の教育は「条件付け」として感情と深く結びついてしまうのかもしれません。
感情は人を動かす重要な歯車のひとつですから、こういった方便としての嘘も、超常現象を信じる心と深く結びついている可能性はあるんじゃないかなと思います。