サンディエゴに出現した金属球型UFO
本城です。
先月、写真が撮られ、今月に入って動画も公開された興味深いUFOがありますので紹介したいと思います。写真はこちらです。
動画はこちら。
このUFOの目撃情報は、もともとアメリカの老舗UFO団体MUFONに寄せられたものでした。(こちら)
これまでにわかっている情報をまとめますと次のようになります。
- 2014年9月10日の18時55分頃、目撃者がカリフォルニア州サンディエゴ郊外の自宅へ帰宅すると、近所の家の上空に明るい球体が浮いていることに気がついた。
- それは夕日をあびてオレンジ色に反射していた。
- 当時の天気は快晴。
- 目撃者は当初、気球、あるいはある種の奇妙なヘリコプターかもしれないと思った。しかしそれは回転翼を持っていなかった。棒あるいはアンテナのようなものが出ているように思われた。
- よく見るために自宅の裏庭へ行った。UFOまでは1マイル(1.6キロ)も離れていないように見えた。
- 5分後にカメラを取ってきて、三脚を立てた。数枚の写真も撮影。ビデオカメラも取りに行って、約20分間撮影した。目撃時間は約45分。
- UFOは空気の影響を受けて揺らいでいるようにも見えた。時々、大きな木の背後に下降し、ゆっくりその木の背後から再び現れたりした。
- 物体は比較的安定していた・目撃できたのは暗くて見えなくなる19時40分頃まで。最後は西の方へゆっくり漂っていった。
- 目撃者の自宅は、サンディエゴ北部の92117エリア。
- 写真公開後、動画の公開まで2週間あいてしまったのは、カメラが比較的古くて映像データを取り込むのに手間取ったから。
以上です。比較的長い時間、目撃されていたようです。また写真を見ますとUFOの表面は金属のように反射しており、動画では一定ではないゆっくりとした動きを見せています。
それでは正体はどういったものが考えられるでしょうか。まず動画の長さや目撃者のこれまでの対応を見ていますと、CGなどのインチキの可能性はあまりないように思えます(ただし要検証ではあります)。実際に、その場で何かが飛んでいたのかもしれません。
もし実際に飛んでいたものだとすると、思いつくのは、目撃者もあげているバルーンやラジコンの可能性です。
まずバルーンの場合、金属っぽい表面が気になりますが、これはいわゆるアルミ風船というタイプですと、表面が反射して見た目には金属っぽく見えることがあるようです。
また飾りとして棒のようなものを付けている例もありました。
ただしバルーンは風の影響や、ヘリウムガスの量によって動きが変化しますので、一概にどういう動きを見せるとは言えません。またUFOの方は写真ですと中央付近に窓のようなものが並んで見えますが、バルーンで同様のものは見つけられていません。したがってバルーンの可能性は決して高くはないように思います。
次にラジコンの可能性ですが、球体のラジコン自体はありました。
ただし球体のラジコンは他も含め、どれも全体を覆うようにはできていません。動きはけっこう似ているところもあるのですが、球体の上部まで覆ってしまうと飛べないようです。そのためラジコンの可能性も低そうです。
他の可能性については、まだ検証できていません。今のところは正体不明です。その意味ではまさに未確認飛行物体だと思います。近年のUFOの中では一番興味をそそられる事例ですので、今後も引き続き調べていきたいと思います。何か情報がわかれば追記していきます。
“サンディエゴに出現した金属球型UFO”へ2件のコメント
この投稿はコメントできません。
フジテレビ社屋の球体とかスプートニク(窓はないが)とか??
どっちも飛んでいたら凄いが!!
ファミリー劇場ですが・・・
・驚異の超能力 !! 世紀の念力男ユリ・ゲラーが奇蹟を起す !!
http://www.fami-geki.com/detail/index.php?fami_id=02297
これはあのときのやつですかね?
・緊急検証 ! 矢追純一は実在した !? ~会いに行ける矢追純一~
http://www.fami-geki.com/detail/index.php?fami_id=02298
先日来日したときの収録と合わせて二つ放送されるようですが、ひとつは1974年の番組が40年ぶりに再放送されるようです。貴重ですね。