「霊能力者・小田霧響子の嘘」
本城です。
超常系の新ドラマが始まりますので、原作と合わせて紹介します。
▼10月10日(日) 23:00~23:55 テレビ朝日
「霊能力者・小田霧響子の嘘」
原作は同名タイトルの人気漫画です。
- 作者: 甲斐谷 忍
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/02/19
- メディア: コミック
主人公は超売れっ子霊能力者の小田霧響子。これまでに数々の難事件をその霊能力で解決・・・しているはずが、実は霊能力があるというのは嘘。並外れた知識と洞察力、そして推理力によって事件を解決していく、というのが本来のスタイルという設定です。
世間からは超すごい霊能者だと思われていながら、実は霊能力など微塵もないという設定は、ひねりが加えられていて面白いです。ただ、こういう設定だから超常現象に対して否定的なのか、というとそうでもありません。
明らかに大槻教授がモデルだとわかるキャラが出てきて、いじられていますし、小田霧響子自身も超常現象なんて全部インチキだ、みたいなことは決して言いません。ですから超常現象に肯定的な人でも抵抗なく読めると思います。
原作は笑いあり、感動あり、本格的な謎解きありで、読みごたえがあります。私は全4巻のうち今のところ3巻までしか読めていませんが、個人的には3巻目が一番面白かったです。
ただ、今度の新ドラマは原作とけっこう違いがあるみたいですね。原作の小田霧響子は超強気で自信家なのですが、番宣を見るとキャラが全然違うような・・・・・・。あと石原さとみとのルックスの違いも。
他にサブキャラの谷口君もだいぶ違いますし、秘書の男性二人が出ないかと思えば、原作にはまったく出てこない大島優子演じる従姉妹の芸能事務所社長が出てきたり。
基本的に、キャラも設定も違うドラマなのだということを前提として見たほうがよさそうです。この違いが良い方向に転んでくれることを期待します。
MM9みたく別もんとして楽しめる作柄になってれば、いいんだけど…うーん。
…ううーん( ̄。 ̄;
石原さん若すぎるし色気たりないし衣装はチンドン屋だし(せめて衣装だけでもボンデージ調なジュリアナ風だといいのに)谷原さんは色気ありすぎるし歳いってるし、ぜんぜん原作と印象かわってくるような。
映像化してほしかった作品ですが、みる前から期待感さがる感じです、いち個人的には。
不安になりますよね。見た目以外にキャラも全然違うみたいですよ。
公式サイトを見ると「実際の響子は地味で臆病でオーラの欠片もない普通の女の子」とあるんですが、原作のオダキョーはそれとは真逆で全然普通じゃないし・・・・・・。
原作のキャラが強烈な分、ドラマの設定に慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。私は別物の新ドラマと思って見ようかと考えています。
最近の漫画・小説原作の実写ドラマ化に期待するほうが間違いだと悟りつつある今日この頃……。
東急かなんかの車内モニターで番宣してたので気にはなっていますが、原作読むくらいで終わるかな……。
昔読んだ推理物でも、インディアンの酋長(?)が事件をお告げで解決……してる振りして実は本人の知識と推理力で解いてた、って話がありましたね。(復刻版ミステリーマガジンのVol.1だったかな)
>紗崎さん
東急の車内モニターの番宣は私も見ました。ビジネスジャンプの中吊り広告でも宣伝していたり、今日の読売のテレビ欄にも広告が出ていたりしました。初回は見る人がそこそこいるかもしれません。