5月22日に撮影されたUFOの正体

本城です。

先日、TBSアナウンサーの外山惠理さんがUFOを撮影したとして、ちょっとした話題になっています。

【衝撃】TBSアナウンサーがUFOを撮影か!? カンニング竹山さんはビックリしすぎて素のリアクション「凄くないっすか!」
http://rocketnews24.com/2014/05/27/445694/

問題のUFO写真は2枚あります。それぞれ左側と右下に写っている緑色っぽい光体がそれです。

外山さんによりますと、撮影されたのは5月22日の21時15分頃。一枚目の右側で強く光っているのは月だといいます。しかし、国立天文台の天文情報センターによりますと、22日の21時台には月は出ていません。2枚目の写真から考えますと、おそらく街灯だと思います。

それではUFOの正体は一体何でしょうか。状況から最も可能性が高いのは、レンズゴーストだと思われます。これは光源にカメラを向けた逆光状態で撮影された際に、レンズ内で反射が起きて光の虚像が写る現象です。

このレンズゴーストを見分けるポイントは主に二つあります。ひとつは上記のように逆光状態で撮影されていること。もうひとつは、画像の真ん中を中心とした点対称の位置に光源とゴーストがあることです。(ただし状況によっては点対称にならない場合もあります)

振り返って今回のUFO写真を検証しますと、ぴったり両者が点対称になっていることがわかります。

このことから、やはり今回のUFOはレンズゴーストの可能性が高そうです。

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