ジュニア・スケプティックへの取り組みについて
こんにちは。蒲田です。
私は、ASIOSのメンバー紹介ページで「ジュニア・スケプティック啓蒙部門の統括責任者」という大きな肩書きで紹介されています。志も名前に負けずに大きいのですが、知識など様々な面でまだまだ未熟な状態です。今は色々と勉強しているところです。
ASIOSの活動として、まだ殆ど見えていないジュニア・スケプティック(懐疑的思考を操れる青少年の育成)について考えていることを軽く書きたいと思います。
ジュニア・スケプティック活動としてしていきたいことは以下の二点です。
1. クリティカルシンキングの普及
クリティカルシンキング(Critical Thinking)は日本では批判的思考と訳されています。ただ、「批判」という言葉が持つイメージが、クリティカルシンキングでの「クリティカル」とはだいぶ違うため、日本語に訳さず、そのままクリティカルシンキングと呼ぶ人もいます(「懐疑」も結構誤解されてますよね…)。簡単にいえば「十分な調査・知識を基礎に置いた、合理的・論理的な考え方」といった感じです。もっと簡単に言えば「良い考え方」でしょうか。ただ、ちょっと1文で表すのは難しいと感じるような、とても深いものです。
2. 超常現象探求(真相追求)を楽しむ青少年の育成
クリティカルシンキング的な良い考え方を使って、超常現象の謎を解き明かすことを楽しむ青少年を育成したいと考えています。私たちと一緒に楽しんでくれる仲間の育成ですね。超常現象の話をメディアが流した通りに信じるよりも、その裏側にある様々な裏事情を知ったほうが絶対に楽しいという事を知ってもらって、実際に楽しんでもらいたいですね。
そうやって身につけた真相追求の力は、日常生活の他の事にも色々使えるものですから、損はないはずですよ。
逆にやりたくないこともあって、これが活動を難しくしている要因でもあったりします。それは、超常現象と聞いただけで調査も何もせずに「どうせ嘘でしょ」とか「超常現象なんてアホらしい」と考えるような人を出してしまうことです。
私たちは、このように考えてしまう人も、超常現象を簡単に信じてしまう人と同じだと考えているからです。「試行錯誤でいいから何かやっていこう」という話も出ていますので、失敗しながらかもしれませんが、ジュニア・スケプティック活動も進めていければと考えています。
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