ジュセリーノの地震予言

本城です。

5月に紹介したブラジルの予言者、ジュセリーノの予言の一部に結果が出ました。

内容は次のとおり。
「2010年9月15日に東京と横浜でM8.4の地震。7万人以上の死者が出る」

結果はもうわかっていますね。幸いにも15日に大地震は起きませんでした。この予言は2007年に出版された本に書かれていたものです。

予言というのは、2、3年先のことを具体的に言うともっともらしく成功します。近すぎると覚えられますし、遠すぎるとリアリティがありません。2、3年先がちょうどいいんです。

予言の時期になっても、通常は2年前、3年前のことなんて覚えてませんから、仮に外れても予言者にとっては問題なし。当然、自分で検証なんてやりません。しかしだからこそ、他の者が事前の発表であることを確認出来る具体的な予言を、本当に当たるのかどうか、検証していくことが必要です。

2010年の予言は以下のものが残っています。

・タバコ一箱の値段が10ドルに値上がり。
・消費税は35%に上昇。
・平均寿命は73歳まで落ちる。
・川崎で大地震が起きる。

どれも日時は特定していないので曖昧さは残りますが(特に最後)、上の三つは日時を特定せずとも2010年中に起こるとはまず考えられないものです。結果がどうなるかは、年明けを待ちましょう。

ジュセリーノの地震予言”へ3件のコメント

  1. 紗崎 より:

    未確定の予言のうち、3番目とか意外とありそうですね。
    以前の書き込みでは「急激に平均年齢が下がるはずがない」って書きましたが、昨今の高齢者→実は既になくなってました、の流れで統計やり直したら……もしかしたら。
    でもあれも(多く見積もっても)10万人中数人程度のレアケースだから、統計上の影響はそんなにない、ってオチになると思いますけどね。

  2. ゲッター より:

    ソースは失念しましたが、2010年11月19日にイランでM8.1の地震があるという予言もありました。

  3. 本城 より:

    >紗崎さん
    もともと平均寿命を計算する際、ある一定の年齢以上の高齢者は含めてないのだそうです。だからほとんど影響はないと思います。ちなみに、仮に100歳以上の4万人を含めてその人達が全員亡くなっていたとしても、差は0.01歳程度だそうです。
    むしろジュセリーノには、平均寿命のことより高齢者の行方不明問題を予言していてほしかったですね。
    >ゲッターさん
    今回は日本に限定したのですが、海外も含めると少し増えますね。イランの地震のソースは『ジュセリーノ 未来予知ノート』だと思います。これの55ページに載っています。
    他にも海外では、インドで2010年10月14日にM7.8の地震があると予言されていました。せっかくなので、こちらもチェックしておきたいと思います。

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