ロズウェル事件に関する新たなメモがFBIより公開された!?
こんにちは。蒲田です。
2011年4月10日、ロズウェル事件に関する新たなFBIの機密メモが公開されたという話が出てきました。
発端はイギリスの新聞『The Sun』のWebサイトの記事のようです。記事は以下。
http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/news/3519288/Aliens-exist-say-real-life-X-Files.html?OTC-RSS&ATTR=News
メモは、以下のFBIのThe Vaultというページで確認してください。
http://vault.fbi.gov/hottel_guy/Guy%20Hottel%20Part%201%20of%201/view
その後、色々な新聞のWebサイトで取り上げられて、世界に広まったということのようです。
このガイ・ホッテルのメモなんですが「どうも見覚えのあるメモだなぁ」というのが第一印象でした。内容を読んでみると、その気持ちは確信に変わって「絶対に見たことあるぞ」と思ったわけです。手持ちの本を漁ってみると…やはり、出てきました。
ロズウェル事件が盛り上がっていた、1980年代~1990年代のUFO本では、結構取り上げられているようです。有名どころだと、矢追純一氏の『MJ-12の秘密』なんかにも出ています。一般に広く知られているメモだったということです。
どうも、FBIの文書公開のシステムが新しくなって、目立つ位置にホッテルメモが出てきただけなのに、記者が早とちりして「新たに公開された」メモ扱いをされたようですね。
メモの内容は、ニューメキシコ州に3機のUFOが墜落し、UFOの残骸と乗組員(小柄なヒューマノイド)が回収されたという話です。まさに墜落円盤の定番です(いつ墜落して、誰が回収したのかとか、基本的かつ重要な情報が抜けてるメモなのですが…)。
そもそも、ロズウェル事件に関係するところはニューメキシコ州という場所ぐらいのものですが、円盤墜落といえばロズウェル事件ですから、関連付けられたといったところでしょう。ロズウェル事件研究家としては、ずいぶんテキトーな分類だなぁと思います。
真相は、巷で広まっている墜落円盤の噂が、米軍の調査官を経由してFBIに入ってきたので、メモを残しただけです。ただ、情報を追ってみると、色々と興味深い話もでてくるので、詳しいことは、別途まとめてみたいと考えています。