2つの幽霊入り小瓶がオークションで落札
本城です。
最近話題になっていた幽霊を封じ込めた小瓶のオークションをご存じでしょうか。これはニュージーランドのオークションサイト「Trade Me」で、自宅に取り憑いていた2体の幽霊を封じ込めたという小瓶が出品されたものです。
実は以前、世界的に有名なeBayでも、ピッコロとヨーダと梅干しを足して3で割ったような「瓶詰めにされたエイリアン」が出品されていたことがあります。残念ながらこのときは落札されても実物は送られず、写真だけ、という意味不明なものでしたが、今回はちゃんと実物の小瓶が送られるそうです。
で、その小瓶が8日に落札されました。最終的な落札額は2,830ニュージーランド・ドル(約18万円)。オークションのページを見ると、最後は分刻みで入札合戦が繰り広げられていたことがわかります。
まあ、ページ下部にあるQ&Aを見ても相当話題になったことがうかがえますから、お金に余裕のある人は18万円出しても欲しいと思うのかもしれません。
ちなみに出品者の女性によると、落札代金の18万円は、動物保護団体の「SPCA」に寄付する予定だそうです。ここは寄付がないと成り立たないみたいなので、ちゃんと寄付されることを願います。
お金は無いけど、ものすご~く単純に、家で復活させてみたいと思います。
もし本当にいたとして、その時にはちゃんと復活した家に居てくれるんでしょうか?
それとも元の家に戻ってしまうんでしょうか?
それにしても封じ込めてしまうなんて…もったいない。
Y・Yさんのおっしゃるのが、いちばん興味ある、この商品の利用法だと思うです。でも、よこしまな目的もったバカな奴が他人さまの家で開封してみようとするかも。
ま、どこで開封しようが元の家へ迷わず帰れるんだったら安全な商品ですが…っていうか、すでに商品の中身は迷ってるんだっけ。
しかしエクソシストとやら、いったい正式な免許資格の認可や儀式執行の許可やらを段取りふんでるんだか、まったく商品説明には不明ですね。
…けっきょく壺や水晶玉なんかと変わりばえ、しないかも。
>Y・Y さん
私も復活させてみたいですね。でも一個だけにして、もう一個は保管しておくかも。
>それとも元の家に戻ってしまうんでしょうか?
逆恨みするかもしれません。「あの野郎、俺たちをこんな狭いところに閉じ込めやがって! 復讐してやるっ!」とかw
でもまた小瓶に入れられちゃう可能性もあるので、新しい家でおとなしくしているかもしれないですね。
>タノQさん
エクソシストについては、名前と所属している教会について質問があったものの、ここでは明かせないと書いてますね。ちなみに料金は7500円くらいだったそうです。
古典落語の中に出てくる話に、“伝書鳩売り” というのがあります。
伝書鳩を売ったら儲かるだろうと考えた人間がいた。買った人は、鳩を家に持って帰り、嬉しさのあまり 「伝書鳩買うたぁ~!」 と言って鳩を放つ。すると鳩は帰巣本能を発揮して、売った人間のところに戻って来る。最初に鳩を売った人間は、戻って来た鳩をもう一度売り、買った人は 「伝書鳩買うたぁ~!」 と言って鳩を放つ。またそれが戻ってくればまたまた売る、ということを繰り返せば、元手は鳩一羽だけで大もうけが出来るという訳です。
この幽霊の瓶詰めの話を読んだとき、“伝書鳩売り” の話を思い出しました。オークションで幽霊を封じ込めた小瓶を売る。落札した人が瓶の蓋を開けると、幽霊は元の家に戻る。再び、幽霊を瓶に閉じ込める。オークションに出品する。落札した人が蓋を開ける。戻る。閉じ込める。出品する・・・。
こらボロい・・・。
>肉球仮面さん
>伝書鳩売り
あはは、面白いですね。
「戻ってきたのでまた売ります」とかいって、またオークションで出品していたら大笑いです。