あなたがビリーバーなら将来有望(かも)
こんにちは。蒲田です。
雑談の話になりますが、懐疑論者の中では「もともとビリーバーだった人の方が優れた懐疑論者になりやすい」とか「ビリーバー的な要素を秘めたままの懐疑論者の方がすばらしい人が多い」なんて話が、単なる思いつきのように口から出ることがあります。
他の人は、もしかしたら根拠があって言っているのかもしれませんが、私は妥当な根拠なしに納得しています(笑)。
ちょっと考えてみると、ハリー・フーディーニとかカール・セーガンとかは、ビリーバー的な要素を色濃く秘めている人だったと思います。逆に、ジェームズ・ランディとかマーチン・ガードナーとかは、そういう雰囲気を感じないので、反例といえるかもしれません(どうなんですかね?ウィザードさん、ワカシムさん)。
話は単純で「超常現象に興味を持っているか否か」にまとめられるのかもしれません。つまり、すばらしい批判をするにはその批判対象についてよく知っていなければならないけれど、もともとビリーバーだった人や、ビリーバー的要素を秘めているひとじゃないと、なかなか「超常現象を深く知る」という基準をクリアするのが難しいとかいうことかも。
そう考えると、JapanSkepticsのような団体よりも、本来は面白がっているだけだったはずのと学会の方が、超常現象のデバンキング内容が高く評価されているのも納得いきますよね。
もし、今、超常現象ビリーバーなら、超常現象に関する興味を持っているということだと思います。そういう人は優れた懐疑論者になる可能性を持っているといえるかもしれません。あとは、行動を起こして色々と調べてみるといいかも。
はじめまして。
ブログができた当初から見てますが、初めてコメントさせていただきます。
個人的にはとても説得力のある説に感じました。
やっぱり、ある程度ビリーバー的視点で見れないとビリーバーを納得させることは出来ないと思います。
ランディみたいに最初から「お前インチキだろ!」って姿勢で強引なデバンキングされたら、そりゃ反感も買うでしょう。
フーディーニのようにちょっと信じてるところがあるからこそ徹底的に調査できるし、それが説得力につながるのでは。
そもそも懐疑論の知名度の低い日本では、インチキTV番組やビリーバー向け書籍などしか超常現象の世界への入り口が無いという問題もありますよね。
オカルトも科学実験も人気の高いジャンルなので、両方の側面をもった懐疑論は日本でもウケはいいと思うんですけどねー。
いつも楽しい記事ありがとうございます
ビリーバーが優れた懐疑論者になる理由には、「本物を見極めたい」って欲求もあるんでしょうね
自分も「謎」や「解明不能」な話は大好きであちこちで本やらWEBやらでアサリまくってますが、見極めたいと無力ながら努めてるつもりです
皆さんのように、文章力も無ければ行動力もないので自己満足の範囲ではありますが^^;
これからも面白い記事、興味深い記事、新たな視点の開ける記事、よろしくお願いします
なんとなく、ドライ/ウエットみたいですね。ちなみに、私はもともとビリーバーでASIOSのサイトを見てからウエットになりました!蒲田さんはどうですか?
> 虹色矮星さん
ランディとかガードナーは、確かに海外でもビリーバーからの反感が強いようですね。ランディは霊媒師にはかなり厳しいですが、他の件ではイメージより厳しくないですよ~。
> 解明不能さん
私も最初は結構ダメダメでしたよ。もし、まともに見えているようでしたら、私もだんだんましになってきたということです。
> twilightさん
私もビリーバーでした。UFO宇宙人の乗り物説(ETH)も超古代文明も、みんな信じてました。
このブログのメンバーだと、ワカシムさんがちょっとビリーバー色が弱かったぐらいで、本城さんも那須野さんも普通のビリーバー出身です。
やはり元ビリーバーの方が多いんですね!虹色矮星さんも言ってましたが、日本にはビリーバー向け番組などが多いのでこうなりますよね~
確かに、ビリーバーであれば、超常現象を深く知りたいと思うのかもしれません。
となると、と学会の本のような、いい本に最初に出会うのは不幸かもしれません。
なんか、ためにする批判が多くなってしまうのかも・・・。
いえ、私も気を付けなきゃと、思うんですけどね。
さてさて、私もビリーバー出身です。
不思議なもので、小さい頃は、懐疑的な本が嫌いでした。
理論者の『たかはしよいち』さんの学習漫画なんか、懐疑的で今大好きなのですが。
小学生の頃は、夢を壊す人でした。
難しいもんですね~。
昔は超常現象怖い!見れない!でしたが
大槻ケンヂさんのオカルトに対するスタンスに感化されて最近はちょっと興味が出てきました
基本的に書かれていることは何でも鵜呑みにしてしまうビリーバーですがw
超常現象に詳しいほどすぐれた懐疑論者になれるとのことですが、私の場合、超常現象の知識を増やせば増やすほど『やっぱり超常現象のほとんどが真実なんだな』という結論になるのですが?