ついに終末のとき? アセンション?
本城です。
いよいよ人類滅亡の日とされる2012年12月21日になりました。数年前にはずっと先のことだと思っていましたが、ついにその日が来たのかと思うと感慨深いです。
とはいえ肝心の日付けは21日説と23日説があります。また時差も当然ありますから、マヤ文明のあったメキシコの現地時間(時差15時間)を基準にすると、タイムリミットは最大限に遅くなって日本時間の24日の午後3時でしょうか。
それまでは下記にまとめた世界の終末騒動をながめつつ、滅亡の日に起こるとされた出来事がカラパイアさんの方でまとめられていますので、そちらの3年前と去年の記事を読みながら感慨にふけるのもいいかもしれません。
フランス
フランス南部のビュガラッシュ山。パワースポットとされるこの山に、「集まってきた集団はインターネットで終末論を広めているが、岩山の神秘的な力により同村は生き残ることができると主張。その山頂には既に未確認飛行物体(UFO)が潜んでおり、救出の準備も整っているとさえ訴えている」
「仏南部の山村、12月21日『滅亡の日』控え警戒強める」
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPTYE8AP03520121126?rpc=188
「12月21日はフランス以外の全世界が滅亡へ! 現地の様子は」
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1355911847182.html
セルビア
セルビアのルタンジュ山。ここも神秘的な力が宿っているとされることから予言を信じた人たちが殺到。現地のホテルは満室で、相場は一泊500ユーロ(約5万6000円)まで高騰。
「マヤ暦の世界終末日迫る、セルビアの山では『滅亡特需』」
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE8BJ04W20121220
ウクライナ
地下にあるワインセラーに集まり、滅亡の日を生き延びようというイベントを開催。
「『滅亡の日』をワインセラーで、ウクライナの醸造所が企画」
http://jp.reuters.com/article/wtOddlyEnoughNews/idJPTYE8BD04720121214?rpc=188
ロシア
ロシアの町ではマッチやロウソク、灯油などの生活必需品を買い占める動き。
「迫る“終末”、マヤ暦の真の予言とは」
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20121214005&expand#title
「In Panicky Russia, It’s Official: End of World Is Not Near」
http://www.nytimes.com/2012/12/02/world/europe/mayan-end-of-world-stirs-panic-in-russia-and-elsewhere.html
トルコ
トルコ西部のシリンス。聖母マリアと関係が深いとされるこの小村に6万人もの人たちが集結。「滞在客らはシリンスのポジティブエネルギーで『終末的大災害』から身を守ることができると信じているという」
「マヤ暦の『終末の日』、トルコの小村に信奉者が殺到」
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2916479/9985852
中国
終末論を流布したとして中国の7つの省で93人が拘束。また、予言を信じた人たちがロウソクやマッチを買い占めたり、6000万円以上もするシェルターに注文が殺到するなどの動きが広がっている。
「『世界滅亡の日』を流布、中国当局が93人拘束=新華社」
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE8BH00X20121218
「『世界の終末』のうわさ流した容疑で約100人を拘束 中国」
http://www.cnn.co.jp/fringe/35025961.html?tag=cbox;fringe
「マヤ暦『世界終末日』へ、中国で騒ぎ広がる」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121214-OYT1T01025.htm?from=tw
オーストラリア
ギラード首相が世界の終わりを告げる動画を公開。これは若者向けのジョークのつもりだったものの、ちょっとした騒動に。
「豪首相が『人類滅亡論』?=お笑いビデオに登場」
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201212/2012120600508
「オーストラリアのギラード首相が2012年人類滅亡説をネタにしたムービー公開」
http://gigazine.net/news/20121207-australian-prime-minister-mayan-calendar-spoof/
ブラジル
世界の終末から逃れようと、地盤が水晶でできているというゴイアス州のアルトパライソに人々が集まっている。
「救済のUFO着陸?『終末の日』避難スポット、ブラジル」
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2917749/10020759
アルゼンチン
聖地とされるウリトルコ山で、「終末の日に山頂へ登り『スピリチュアルな集団自殺』を呼び掛けるメッセージが交流サイト(SNS)のフェイスブック(Facebook)上に投稿されたため、当局は山への立ち入りを12月20日~22日に禁止することを決定」した。
「『終末の日』の集団自殺を防止、アルゼンチンの山が閉鎖に」
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2917425/10013573?ctm_campaign=txt_topics
アメリカ
世界滅亡説の広がりを受け、アメリカ政府が公式サイトで否定するコメントを発表。NASAも世界滅亡に関する質問(なかには自殺したいという手紙も)が多数寄せられていることから、Q&Aのページをつくって回答している。
「世界は2012年12月21日に滅亡しません!米政府が公式発表」
http://www.cinematoday.jp/page/N0048524
「Scary Rumors about the World Ending in 2012 Are Just Rumors」
http://blog.usa.gov/post/37121041300/scary-rumors-about-the-world-ending-in-2012-are-just
「Beyond 2012: Why the World Won’t End」
http://www.nasa.gov/topics/earth/features/2012.html
おまけ
「2012年終末説、信者たちが起こると予測している5つの超常現象」
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52054757.html
「2012年、地球滅亡の日に起こると予想されていること」
http://karapaia.livedoor.biz/archives/51472342.html
ついに来ましたか終末の日が。
まあ恒例のことで滅亡はありえないのはいいんですが、本気で信じてる人はたくさんいると思いますからね。
集団自殺の記事みたいな妙な事件なんかが起きないといいんですけど。
しかしだからっていくら政府やNASAが「嘘ですよ滅亡しませんよ」とか言ってもそれこそ陰謀だ!の一言で無意味ですもんね。
それで納得するような人はそもそも終末論なんか信じないですし。
そう考えると実は2014年だった!みたいな延期系はまだ無害なんですねえ。
露大統領プーチンの「予言:45億年後に地球は滅亡する」発言のほうが笑えました。
なにかしら付けた理由がどんなのか楽しみです。
すでにこんなのが・・・。
・マヤ暦が予言する人類滅亡は2012年ではなく2015年だった
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20121222/Shueishapn_20121222_16096.html
>2012さん
今のところ自殺した人の話はないようですので、このまま無事に過ぎてほしいと思います。
>工天然者さん
プーチン大統領の話はこれでしょうか。
確かにその頃には本気で滅亡の話が出ているかもしれません。
http://mainichi.jp/feature/news/20121221reu00m030006000c.html
>いっちゃんさん
ほかに2014年という話も出ているようです。時間がとれたら、こういった延期系の予言もまとめたいと思います。
http://news.mynavi.jp/c_cobs/news/byokan/2012/12/2014.html
いやー、ものの見事に何も起きなかったですね。
今日も世界は平常運転です。
>紗崎さん
ええ、またひとつ終末予言の外れの事例が増えてしまいました。
来年は、すべてのIT技術者にちゃんと7日に1度しゅう末がくることを祈っています。
>お代官さん
それは切実ですね。