ロンドンのオカルト事情
今回からASIOSのブログに記事を書くことになった羽仁礼です。
2月15日から18日まで、所要で久しぶりにロンドンを訪れてきました。大体ロンドンに行くと、毎回のように新しい超常雑誌やら関連書籍やらを見つけて予想外の散在をするのですが、今回はなぜかそんなものは無し。ニューススタンドや大手書店をのぞいても、目ぼしい作品はほとんど見ませんでした。
イギリスのアマゾンを調べると、2012年関係の英語書籍は80種類近く刊行されているはずなのに、やっとのことでダニエル・ピンチベックの『2012: The Year of the Mayan Prophecy』を発見した程度でした。
やはり世界金融危機の影響でしょうか。ところがそんな中で、超常関係の書籍もしっかり扱っている古本屋を発見したのでお知らせします。場所は、かの大英博物館の近く。博物館の正門を出て右へ進み、Broomsbury(ブルームスベリー)通りを左に曲がって1ブロックのところにあり、名前は「Oxfam book」(オックスファム・ブック)といいます。
総合的な古本屋なので、あらゆる分野の書籍を集めていますが、店の一番奥に棚2つ分「宗教」のコーナーがあり、そこになぜか超能力、占いその他超常関係の書籍もまとまっています。
棚の一番下には、誰かが売り払って行ったのか、「Ley Hunters」(レイ・ハンターズ)だとか「Magonia」(マゴニア)とかいった古いオカルト雑誌のバックナンバーがごっそりと押し込まれていました。
なお、出発の日の18日には、イギリス国防省がUFOに関する新しい資料を公開したというニュースが新聞やテレビで話題になっていました。この機会とばかり新聞を何紙か買って来たので、それぞれの報道内容についてはまたお知らせします。