海外でのジュニア・スケプティックに対する取り組み

こんにちは。蒲田です。

日本ではあまり聞く事のない「ジュニア・スケプティック」ですが、海外では具体的な活動を見ることができます。

例えば、CSI(元CSICOP)も全面的に協力しているジュニア・スケプティックの取り組みがあります。『Inquiring Minds』というのですが…今確認したらドメインの有効期限が切れたのか、行方不明になっていました…orz

CSIのWebサイトからもリンクは貼られたままなので、なくなっていないことを祈ります。気を取り直して、『Inquiring Minds』がどんな活動をしていたか、私のメモを元に触れてみたいと思います。

『Inquiring Minds』は、日本で言うと「総合的な学習の時間」の時間にやれそうな授業の提案を行っていました。学習のレベルとしては中学生ぐらいを対象としていたように思えます。

特徴的なのは、超常現象を題材にして科学的思考を身につけようという方針になっていることです。授業の進め方の案などがあり、内容を見る限り「問題解決学習」の形をとっているようです。青少年向けの推薦図書なども紹介されていました。

日本での「科学教育」の現状を見てみると、教育関係者は理科の楽しさを教えることで、子供たちに探究心が芽生え、その探究心を育てることで、健全な批判能力も育つだろうと考えているような印象を受けます。

私もそういった取り組みは非常に重要だと思います。しかし、それに加えてもっと具体的な科学的思考・批判に触れる機会も必要なのではないか、また、そういった活動にASIOSが協力できればと考えています。

もし、こういった取り組みに興味をもたれた教育関係者の方がいらしたら、情報交換をしていきたいと考えていますので、ASIOS公式サイトの問い合わせフォームからでもいいですし、私への直メール(プロフィールからリンクされている私のページにメールアドレスが出ています)からでもいいですのでご連絡ください。

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