フロリダで双頭のワニを発見か
本城です。
先週、フロリダのヒルズボロウ川のほとりで双頭のワニの写真が撮られたとして、Facebookを中心に話題となっています。
「フロリダ州で頭が2つあるワニを目撃」
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_07_02/274180537/
「Two-Headed Alligator Spotted In Florida River — Or Was It?」
http://www.huffingtonpost.com/2014/07/03/two-headed-alligator_n_5552300.html
話の出所は、芸術家のジャスティン・アーノルドという人のFacebookです。彼の説明によれば、犬の散歩中、川のほとりで人が集まっていたので近づいてみると、そこに双頭のワニがいたといいます。
そこでフロリダの魚類・野生生物保護委員会に問い合わせたところ、この双頭のワニについての報告は他にも何件かあり、一卵性双生児の分離に失敗したもので、は虫類ではよくあることだと説明されたそうです。
本当だったら、すごいですよね。見事な双頭です。私も最初は食いつきました。ところが……、「その場には他にも何人かいた」「報告は他にもあった」とのことだったのですが、写真はアーノルドが撮影したという２枚以外、残念ながら見つかっていません。
また魚類・野生生物保護委員会にメディアが問い合わせたところ、そんな報告は受けていない、という返答だったといいます。雲行きが怪しくなってきてしまいました……。
さらにアーノルドのタンブラーでは、今回の双頭のワニの他に、カッパのミイラや人魚のミイラなども紹介されていることがわかり……。
そういったわけで、今のところ断定はできないものの、写真は怪しいという意見が多くなりつつあるようです。仮にニセモノであったとしても写真自体はなかなか見事ですので、UMAのミイラのように、作品として楽しむのもありなのではないかと思います。
根本的な話として卵生（爬虫類や鳥類など）の一卵性双生児って確認されているですかね？
もともと卵を複数個産む・多卵生多生児なわけで一卵性双生児がいてもわからないですし。
1個の卵から2匹出てくれば一卵性双生児でいいのかな・・・。
また一卵性双生児の卵ってどんなんなのでしょうか？、
鶏の卵でたまに見かける黄身が２つある奴？でもあれは二卵性？
一卵性は黄身が１つでその後黄身が２つに分離するのか。でも、卵が2個に分離・・はさすがに無理っぽいが。
ただ「黄身が２つの鶏の卵は雛にはなれない」とか聞いたことがありますが。哺乳類なら成長する栄養は母親からもらえますが、卵の中は最初に決まった分しかないですし、空間も増えないし。
でも、今回は分離失敗しているから可能なのか？
お久しぶりです。釈迦に説法かもしれませんが、このワニ、フィギュアにしか見えませんね。前足の足跡がない、口や足、尻尾の角度が２枚とも同じにしかみえないですし。それ以上に不自然なのは、被写体が全く動いているように見えないこと（生物であれば写真にブレがでる）。フォーカスがあまりにも合いすぎている（最初から準備されたものをただ撮影したのでは？）。本城さんが書かれているように、フィクションとしてはよくできているとおもいます。が、少し疑問なのが、「何のためにこんな写真をつくったのか」という点です。このワニのフィギュア(私の中ではそう結論づけてますが）は、もしかすると、特撮モノの小道具かもしれませんので、私も少し調べてみたいとおもいます。乱筆乱文失礼致しました。
おそらく、ジャスティンさんの次回作は、この双頭のワニとskunk apeのバトルシーンがくるんじゃないでしょうか？
もしくは、ロブスター王子か生首BBQではないかと、ボクは睨んでいます。
彼の作品群を見ると、水に関係するUMAに並々ならぬ興味を抱いているように感じるのですが、ただMONKEY GIRLだけは勘弁して頂きたいと思います。
双頭の蛇はいるみたいですよ。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/51687778.html
>いっちゃんさん
卵生の一卵性双生児については、詳しいことはわからないです。
>春の嵐さん
記事中でリンクした記事をはじめとした海外メディアでは、足が地面についていないことなど、いくつか問題点は指摘されていますね。
>binさん
彼のお気に入りはフィジーの人魚らしく、何度も紹介されていますから、次回はまた別の人魚コレクションか、頭が三つある動物が紹介されるかもしれません。
>黒木 燐さん
双頭の蛇もなかなかかっこいいです。