ランディの100万ドル・サイキックチャレンジが存続へ
本城です。
以前、ジェイムズ・ランディの紹介記事でも少し触れたサイキックチャレンジが2010年3月に終了してしまうという件ですが、その後に新たな発表がありまして、来年3月以降も存続することになったそうです。
もともと続行の話を知ったのは、アメリカの懐疑団体CSIが発行している雑誌『Skeptical inquirer』(July/August 2009)に載っていたランディの講演の様子を紹介している記事がキッカケでした。その中で、「サイキックチャレンジは2012年に終わるはずだ」と言った後で、「しかしこれからも続くだろう」といったことが紹介されていたのです。
前段の2012年に終わるというのは、おそらくマヤの予言にかけたシャレでしょう。その後でこれからも続くと言っているのですから、サイキックチャレンジの終了を見直すことにしたのだと考えられます。
そこで、ジェイムズ・ランディ教育財団の公式サイトでもそのような発表をしていないか確認してみたところ、今年の7月29日付けで理事長のフィル・プレイトが、サイキックチャレンジの終了撤回を発表している記事を見つけました。
それがこちらの記事です。
「Million Dollar Challenge Update: It’s not ending! 」
記事によると、来年3月以降も続けるけれど、これを機にスリム化してもっと効率的なテストが行えるようにディスカッションしている最中のようです。ランディのサイキックチャレンジはこの種のテストでは最も有名で注目もされていますから、この企画の存続が決まってさらに洗練されるのでしたら歓迎したいところです。
おお!
伸びたんですか!!
ひまな時にSkeptic’s Wikiの記述も直しておきます。
Wikiを見てサイキックチャレンジのことを知った人もいるでしょうから、ぜひお願いします。