1月放送のテレビ番組と心霊番組の楽しみ方

本城です。

直前になってしまいましたが、1月もオカルトネタを取り上げた番組が放送されるので紹介します。

●1月6日(金) 20:54~22:48 テレビ東京
「古代文明ミステリー たけしの新・世界七不思議6」
ナスカの地上絵が取り上げられます。

●1月6日(金) 25:35〜26:35 フジテレビ
「世界謎学アカデミーワンダークエスト」
マヤの予言、ミステリーサークル、モアイ像の謎…世の中に多く存在する科学では解明できない不思議を、既存の科学にとらわれない“超科学”で徹底検証! 現在の科学技術や学説の見地からリアリティーのある語り口で、絵空事ではないのではないかと思えるような新説を見つけていく“不思議探求バラエティー番組”(番組サイトより)

●1月7日(土) 19:00~20:54 TBS
「JNN総力蔵出しSP こんなの見たかった! 超ブッ飛び映像祭4」
目を疑うような超常現象の映像が放送されるらしいです。

さて、これ以外にも先日放送された番組がありましたので少し感想を。まず3日に放送された「緊急スクープ!!世界初公開…夢の古代秘宝史上空前の大発掘SP」という番組。

番組表には載っていなかったのですが、珍しくオーパーツが紹介されていました。ほとんどはASIOSでもこれまで取り上げたものばかりで、ハンマーの化石、古代エジプトの電球、カブレラ・ストーン、水晶ドクロ、サッカラ・バード、聖徳太子の地球儀、アンティキティラの機械などでした。このうち真相を紹介していたのはアンティキティラのみ。あとは未解明扱いだったのは相変わらずです。

次に昨日放送されていた「スパモク !! 初出し世界の恐怖映像 超絶叫200%最強版!」という番組。定期的に心霊動画をランキング形式で紹介している番組です。正直、50以上も紹介されていると霊の登場パターンが大体同じで後半飽きてくるのですが(笑)、こういう心霊動画を扱った番組の面白さは、番組の最後に流されるテロップにあります。

「映像協力」と書いてあるところを見ると、ちょっと違った楽しみ方ができるんです。たとえば昨日の番組では「The GMP Group Singapore」と「McCann Erickson Singapore」という表示がありましたが、これは以前にも紹介した「エレベーターに老婆の幽霊」の動画を制作したシンガポールの人材コンサルタント会社の名前です。

つまり、制作スタッフはこの動画がCGで作られた企業宣伝用の動画だということをわかって紹介しているということです。他にも映像協力のところには海外のビデオ制作会社やCG制作会社の名前もあったり、「Rick Pisarro」という名前が「宮迫ベスト5位 悪夢のドライブ(ポルトガル)」の映像に出てきたドライバーで、彼はアメリカの俳優だとわかったり、いろいろ面白い発見があります。

1月放送のテレビ番組と心霊番組の楽しみ方”へ4件のコメント

  1. たかはし より:

    こういうカメラ目線とかの霊っていうのは・・・・作り物ですよね(笑)
    心霊動画なのに口角が上がってしまいます

  2. 本城 より:

    撮影されていることがわかっていればカメラ目線になることもあるかもしれないので、必ずしも作り物だとはいえないかもしれません。
    ただ、カメラがあらかじめ登場場所や現象が起きる場所をわかっている動画や、設定に無理がある動画(忘れ物を取りに帰っただけなのになぜかカメラを回しているなど)は明らかに作り物だと思います。

  3. ながぴい より:

    タレコんでおきます。こういう映画があるようですね。いったいどういう内容なんでしょう?
    http://pyramid-movie.jp/

  4. 本城 より:

    >ながぴいさん
    公式サイトを見ると、超古代文明論に立っているようです。建造は不可能だとか、黄金数、王の墓ネタなど、目新しいネタはあまりないので今のところ見る予定はありませんが、ヒットして話題になるようなら考えるかもしれません。

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