自称世界一のビッグフットハンター、ウソを認める

本城です。

今年最初に紹介しました「ビッグフット、射殺される?」という記事の件ですが、3月31日に、やはりウソだったことが判明したそうです。(仲間ともめて暴露され、認めたかたち)

「『ビッグフット』捕獲のハンターがビッグフットの死体がウソだったと認める!!興行で600万円を荒稼ぎ!!」
「Bigfraud! Man who raked in $60,000 charging public to see body of Bigfoot admits the corpse is a HOAX made from camel hair and latex…just like the scam he pulled in 2008!」
「Bigfoot hunter Rick Dyer admits he lied about killing the beast」

記事によると、射殺されたというビッグフット(「ハンク」という名前)は、実はラテックス製で、ラクダの毛を使っていたといいます。

今回の騒動を起こしたリック・ダイアーとハンク

 

ハンクの石膏型

(引用元)

このハンクを製作したのはクリス・ラッセルという人物で、彼はリック・ダイアーから映画で使うためだと言われて作ることになったといいます。製作したのは昨年、期間は2週間、費用は約7万円だったとのこと。

ダイアーはハンクを見世物にして各地をまわり、約1000円の入場料を取って合計約600万円を稼いだそうです。2008年にニセモノ騒動を起こし、今回こそは本物だと主張していましたが、結局やっていたことは同じようなものでした。

また数年後に、今度こそは本物だと言って再々登場するかもしれません。「リック・ダイアー」という名前と彼の顔はよく覚えておきましょう。

自称世界一のビッグフットハンター、ウソを認める”へ7件のコメント

  1. 紗崎 より:

    ふと「ハンクの内側」の写真が気になったのですが、これはハンクを作成する際にラテックスを流し込んだ石膏型ではないでしょうか?

  2. 紗崎 より:

    http://www.robotsfx.com/sfx/sfxhow/SfxHow12/SfxHow12.htm
    参考までに。
    ページ中段ほどで完成している石膏ネガ型が、「ハンクの内側」に当たるものかと。
    ……内側って言われると、なんか着ぐるみハンクの内部のことのようで、妙に違和感を感じたもので(苦笑)
    本題と関係ない書き込みですみません。

  3. 本城 より:

    ご指摘ありがとうございます。おっしゃるとおり、石膏型ですね。すみません。
    訂正しておきました。

  4. bin より:

    大半の人が話しのネタとして見に来たとは思いますが、六千人とはアメリカでのビックフット人気はスゴイものがありますね。
    日本だと河童やツチノコといったところでしょうが、入場料千円はちょっと、、、。
    ただ、口裂け女射殺される!? 死体を見たい方は入場料千円!なんて言われたらお金を払ってしまうかもしれません。

  5. 本城 より:

    >binさん
    私も見に行くと思います。ちなみに1000円くらいですと、一人あたりの被害額が少なく、訴えられるリスクも少なくなるみたいです。

  6. いっちゃん より:

    今日、NHKの「ダーウィンが来た」でホッキョクグマを取り上げていてそこで歩き方を説明していました。
    なんと前足をついたところに後ろ足をついており、足跡が重なっていてまるでビックフットの足跡のよう。それに連なる足跡は二足歩行にも見えました。
    http://www.nhk.or.jp/darwin/broadcasting/review.html
    前にビックフットはホッキョクグマではないかというニュースがありましたが・・・。

  7. 本城 より:

    >いっちゃんさん
    雪の多い地域に生息する動物は、前足の足跡に後ろ足を持ってくる場合があるようですね。そうすると雪をかきわけて進む体力が少なくて済むので、省エネになるといいます。
    また足跡に太陽が当たると外縁がとけて大きくなり、熊のように大きくない動物の場合でも、大きな二足歩行動物の足跡だと誤認されてしまう場合もあるそうです。

紗崎 へ返信する コメントをキャンセル